ビッグマウスと呼ばれている男、世界の本田圭介
本田といえば昔は日本の自動車、バイクメーカーと迷いなくいったと思うけれど、今は、世界でも本田といえば、圭介・本田と名前が出てきます。
大阪出身のプロサッカー選手、日本人アスリートとして初のMIT特別研究員として就任されている彼はサッカー選手以外の才能も注目されています。
彼は大阪に生まれ、小学校から地元のサッカーチームに所属、中学校ではゴリというあだ名があったといいます。
ガンバ大阪のジュニアユースに所属したがスタミナ、スピードなどが追い付かずユースチーム昇格とならず、石川県の星稜高校に進み高円宮全日本ユース選手権で準優勝、3年で選手権ベスト4となり、その後、名古屋グランパスの特別指定選手として練習に参加、ナビスコカップジュビロ磐田戦で公式戦に初出場し、高校卒業後プロ契約した選手です。
ジェフユナイテッドに移籍し、2008年にVVVフェンローに移籍、ここで本田らしい会見が話題になったことも皆さん覚えているでしょう。
入団会見でオランダ語を使って会見し、現地の方々の注目を浴びたのです。
そこからCSKAモスクワ、さらにACミランへ移籍、自ら希望した10番を身に着けるなど、とにかく話題抜群の選手といわれています。
無回転シュートもすごいけど、彼の魅力は人間性
彼の無回転シュートは世界をあっと言わせたけれど、やはり本田圭介の魅力は何と言ってもその人間性だと思います。
小さいころから厳しいおじいちゃんに影響を受けてきたとされる本田は僕が思うに、デカいことをいって自分を厳しい状況に追い込むタイプです。
ビッグマウスと呼ばれるようなことを何度も発言していますが、チームメイトなどの話によると周囲に気を使い、とにかくサッカーがチームでできるようにとまとめ役となる一面持っているといいます。
チームに対し会見などで厳しく指摘する場面等も見られましたが、周囲が浮かれていても、自分は厳しくいかないといけないという気持を常に持っているからで、いつでも厳しいというわけではないようです。
彼の周囲にはいつも後輩、同僚がいて何かしら熱いサッカー談義を繰り広げているように見えますが、これも、彼がサッカーに対して情熱を持っている事、戦略など勝つことを常に意識している選手だからでしょう。
本田圭介は病気のことも黙って戦い、苦しい、辛いなんて一度も聞いたことがありません。
今、サッカーをやっている子供たちに恥じないようにという気持も持っている強い選手だと、僕は常に尊敬しているのです。