イチローは実際にどうすごいのか?

バッター

いわずと知れたイチロー選手、世界屈指のベースボールプレイヤーです

野球はあまり好きじゃないという僕だって、イチロー選手のことは知っているし、「イチロー」という掛け声もテレビで見た記憶があります。
彼はオリックスでプロデビューし、その後、メジャー移籍した方です。
日本でも大活躍した選手で(そうでなければメジャーに行くはずもない)3年連続最優秀選手に選ばれ、ゴールデングラブ賞を7回連続受賞という偉業も成し遂げています。

メジャーに移籍してからも新人賞で注目され、その後も最優秀賞、首位達者、そしてイチロー選手の見所でもある盗塁でも、盗塁王を取、最多安打にゴールドグラブ賞など、とにかく賞という賞を総なめ状態だったのです。
彼の活躍は日本人のほこり、僕もイチロー選手は本当にすごい選手だって思ってます。

継続する事が難しいメジャーで10年連続ってすごい

メジャーに行くこと、それは野茂選手以来多くの選手が成し遂げてきました。
勿論メジャーに行くことも難しいですしい、活躍する事はもっと難しいはずです。
多くの日本人選手が活躍してきましたが、イチロー選手のすごいところはその活躍を鈍らせることなく「継続」したこと、ここにあります。

MLBでは、2010年から10年連続で何と200本安打を記録、これはMLBの記録として残る素晴らしい記録です。
さらにオールスター連続出場、3割超えの打率、ゴールドグラブ賞においてもすべて10年連続という記録を持っています。
多分、こんなにすごい選手は今までにいない、またこの先も超えるのが難しいと言える存在です。

イチロー選手は記録を持っている、しかし記録ではイチローを語れない

僕はスポーツが好き、でも唯一、野球は詳しくないという人なので、野球好きな友人にイチロー選手のどこがすごいのか、それを聞いてみると、「メジャーだよ?メジャーで折れることなく、移籍しつつも後輩選手の鏡となりずっとプレイを継続するなんて化け物だよ」といいます。
記録を打ち立ててきたイチロー選手ばかりに目が行くのですが、彼のすごいところは、何よりも継続している事なんだそうです。

彼がメジャーで愛される要因となったレーザービームも記憶に残っていますが、何よりアメリカ御人たちに愛され続けてきたのは、ずっと長い事メジャーに貢献している選手だからこそ、彼がアメリカという地でずっと野球をやってきたことに大きな価値があるといいます。
彼がいたから、日本の若いプレイヤーもメジャーを夢見た、子供たちもいつかイチロー選手のようになりたいと夢を見ることができる、今話題の大谷選手だってイチローに合うときには緊張一杯の様子が見られました。

誰からも愛され、尊敬される人物となったのはイチロー選手がとにかく日々、コツコツと体を鍛え、故障しないように務め、チームに貢献できるように練習をしてきたからです。
そこは僕にも理解できるし、この年齢まで原液を貫いてきたのはすごいと思います。

彼の練習を見てアメリカの若いチームメイトが、まじめにしっかり練習する事、練習後、しっかり体のメンテナンスを行う事などを学んだという記事をみたことがあります。
こうした日本人らしいきめ細かい真面目さをアメリカのメジャーに植えつけているというのも、イチロー選手の凄い所だと思うのです。