アルバイトは沖縄のリゾート地で
大学生活の中で社会人と違う点といったら、夏休みなどの長期休暇があるという事、勿論、学生でそれほど裕福な仕送りをもらっていないため、旅行に行きたいけれどアルバイトしないと無理、という事で自分が選択したのは沖縄のリゾートアルバイトです。
マリンスポーツに興味があったこともあるけれど、沖縄は高校の時に修学旅行でいって、色々なことに興味を持っていたのです。
特に西表島は印象的で、もう一度行きたいと思っていました。
沖縄のリゾートアルバイトを検索したところ結構ヒットしてきましたが、その中から宿泊先となる寮がある所、旅費を持ってくれるところなどを探して応募しました。
夏休みの最初から最後まで行くつもりだったので、条件を指定して即決定できたのはラッキーだったと思います。
しかし、旅行とアルバイトという両方をかなえられるリゾートバイトができたことは最高によかったです。
スポーツ大好きな友人と西表島のカヌーツアーガイドに挑戦
僕らが選んだのは西表島のカヌーツアーガイドのアルバイト、亜熱帯の気候を持つ西表島の美しい自然を体験できる素晴らしいカヌーツアーです。
アルバイトの前に、当然地元スタッフの方からガイドとしての情報をレクチャーされますが、最初はスタッフの方のカヌーに乗せてもらい、どのようにガイドするかとにかく覚えることから始まりました。
お客さんが来たらカヌーに乗る前の注意点やパドルの使い方なども説明するので、それも覚える必要がある・・・友人と自分はカヌーに乗ったことはあるけれど初心者です。
ほかのアルバイトの学生はカヌーを趣味にしている人もいて、その人から休憩時間にカヌーを必死に習い、何とかガイドできるようにと必死になったことを覚えています。
若さとやる気によって何とかガイドできるくらいになったのはアルバイトで西表島に来て1週間、それまでは受付とか、カヌーの片付けとか、いろいろ雑用があるので、仕事がないという事はありません。
初心者の僕らがこうしてアルバイトできたので、カヌーのリゾートバイトは頑張れば誰にでもできるはずです。
お子さんをのせていざ、初ガイド開始
最初のお客様は家族連れのお子さん、小学校4年生の子をのせて初バイトです。
西表島の名勝と呼ばれるピナイサーラの滝を説明しながらカヌーを操り、喜んでくれるお子さんの対応をうれしく思いつつ、亜熱帯のジャングルを紹介していきます。
友人はもう一人のお子さん担当、色々質問されるであろう親御さんたちは先輩たちがガイドを務めました。
初のお客さんからどんどん数をこなしていくうちに、現地の人だろうと思われるくらいにさらさらとガイドできるようになり、お店の方に来年も絶対来いよと言ってもらえるくらいになったのです。
元々スポーツが好きでなんでもチャレンジしたい気持ちを持っていたけれど、今回の体験は本当にいい体験になりました。
勿論危険もあるので甘くみず、危険を回避することも覚える必要があり大変だったけど、これはきっと将来役立てると感じた最高のリゾートバイトだったのです。
西表島で楽しんだ様々な体験
アルバイトといっても休日があり、一緒にバイトしている友人と同じ休日にはならなかったけれど、沖縄本島の一つ上の先輩が同じ日に休みで色々なところに連れて行ってくれました。
彼は西表島に親戚がいるそうで、僕らとは違い宿舎ではなく親戚の家から通いバイトです。
小さいころから西表島に来て遊んでいたので、この地のマリンスポーツなどは全部制覇しているのです。
一緒にトレッキングにいったり、美しい手つかずの海の中をシュノーケリングしたり、自分にとってこの人との出会いは非常に大きなものとなりました。
自然を大切にすることや、時に自然が牙をむくこと、怖さなども教えてくれたので、これから将来に活かせる体験をさせてもらったと思っています。