体育大学で学べることは
体を動かすことが好きな人なら、体育大学へ行きたいと一度は考えるのではないでしょうか?
将来体育の先生や運動にかかわる仕事に就くために、実際に体育大学へ通っている人も多いかもしれません。
体育大学では、体を動かす実習はもちろん、それ以外にも多くのことを学ぶことができますよ。
特に身体運動やスポーツ文化に関連する内容を、座学・実習両方を通じて学べるのが特徴です。
ある大学のカリキュラムの例ですが、スポーツそのものの研究や、スポーツ栄養学、スポーツ分類学などさまざまな知識を習得できるのが分かります。
カリキュラムによっては、力学を使って運動について考える学問もあるため、物理や数学の知識が必要になるかもしれません。
ちなみに体育大学以外の大学でも、スポーツや身体運動を専門に学べる学部・学科があります。
ですが、スポーツ関係学科によっては、体育大学で学べる範囲が含まれていないケースもあるそうです。
そのため、体育教育やスポーツビジネスに関連する授業が無かったり、保健体育の教員免許を取得できなかったりするとのこと。
教育関連内容を多く学ぶコースとそうでないコースがあるため、興味がある分野に適したコースを専攻していないと後々苦労する可能性があります。
一方、総合大学の場合は、体育関連の学部をはじめ、他学部の同級生に出会えるチャンスがあります。
体育大学と一口にいっても、学べる内容は各大学によって異なるため、公式サイトやパンフレットで情報をチェックしましょう。
卒業後の進路
体育大学を卒業した後の進路ですが「専門を活かした職業に就くパターン」と「別業界・業種で働くパターンに」分かれます。
専門を活かせる仕事の代表の一つとして挙げられるのが、保健体育の教師です。
また体力が要求される警察官や消防士、自衛官といった職業も人気がありますよ。
どちらの職業にも共通して必要なことは、高い身体能力を兼ね備えていることです。
もちろん体力だけではなく、身体能力を鍛える理論や知識を身につけなければなりません。
また、体育大学は実習が多く、部活動に励む学生がたくさんいるため、コミュニケーション能力やチームワーク力が鍛えられるのも大きなポイント。
その経験を活かし、体育とは別の業界や業種で活躍する人もいるそうです。
オープンキャンパスで体験授業もできる
パンフレットや公式サイトで見ても、大学の細かい雰囲気まで分からないという人もいると思います。
もっと志望校を知りたいと考えている人は、オープンキャンパスや体験授業に参加してみることがおすすめです。
オープンキャンパスの検索サイトを見ると、特に7月~8月のシーズンに集中して行われていることが分かります。
☀大学・専門学校のオープンキャンパス・体験入学を探そう!
夏休みの初め頃に行くことで、休暇中の勉強の励みになりますしベストなタイミングです。
入試説明会はもちろん、在校生からAO入試の体験談が聞けたり、体験実習もできたりするので参加してみて損は無いですね。