スポーツサービスの仕事
スポーツサービスとは、サービスとして利用者にスポーツを提供する仕事です。
たとえば、スポーツ競技のインストラクターは実際にスポーツの技術を指導します。
ジムのインストラクターのように、マシンの使い方やトレーニング方法をアドバイスする仕事もスポーツサービスです。
また、スポーツの情報を発信する仕事も、広義ではスポーツサービスの仕事になります。
新聞や雑誌、ウェブメディアなど、スポーツ関連の媒体を運営する仕事、およびそれに所属するジャーナリスト等がそうです。
スポーツ用品産業の仕事
スポーツサービスは直接スポーツにかかわる仕事でしたが、間接的にかかわる仕事としてスポーツ用品産業の仕事があります。
たとえばナイキやアディダスのようなスポーツ用品メーカーで、スポーツ用品を開発する仕事がそうです。
スポーツ用品の小売店にて販売を行うことも、スポーツ用品産業の仕事に携わっていると言えるでしょう。
これは非常に需要の高い仕事であり、かつ間口の広い仕事でもあります。
直接スポーツにかかわる仕事は、スポーツ選手ほどではなくても門戸が狭く、希望の仕事に就ける人はごく一部です。
一方、スポーツ用品産業にはさまざまなジャンルがあるので、より好みをしなければ何かしらの仕事は見つかるでしょう。
たとえばスポーツウェアを扱うアパレル店で働くことも、スポーツ用品産業に携わることになります。
卒業後、正社員として就職する道だけでなく、学生のうちからアルバイトとしてかかわれる仕事も多数です。
とはいえ希望の職種に就くためには、スポーツが好きという情熱だけでなく、コミュニケーション能力や語学力がある方が有利です。
接客業ならコミュニケーションが欠かせないのは言うまでもありませんし、スポーツ用品メーカーは外資系企業も多いため、商品開発など中核的なことに携わりたいなら英語ができることが条件になります。
スポーツ施設産業
スポーツ施設産業の仕事は、たとえば野球場、サッカースタジアム、ゴルフ場、スケートリンク、そのほか各競技の競技場など、スポーツに関する施設で働く仕事を広く指します。
こちらも比較的目指しやすい仕事で、ショップの販売員や来場者受付、そのほか、施設整備、設営、機材の搬出入作業など、さまざまな職種があります。
こちらも大学生のうちからかかわりやすい仕事でしょう。
スタジアムのグラウンドキーパーや試合のオペレーションスタッフともなると専門性が要求されますが、売店や受付ならアルバイトの募集もあります。
将来スポーツの仕事にどんな形でもかかわりたいのであれば、何でもいいので大学生のうちから早めにやってみてはいかがでしょうか。
就職活動の武器にもなるでしょう。