まだまだ認知度の低い射撃
射撃は日本の法律で銃器を所持することが難しい状況もありあまり認知度が高くありません。
馴染みも薄く恐怖感を持っている人もいます。
しかしルールや歴史を知ると興味を持てますし観戦も楽しくなってきます。
2020年の東京オリンピックでも射撃は競技種目になっていますから今のうちにルールや歴史をしり観戦を楽しみましょう。
東京オリンピックで射撃が面白い点
東京オリンピックでは開会式の翌日から射撃の競技が始まります。
中でもライフル射撃は男女ともに1種目しかなく開会式の翌日に決勝があるのです。
競技の終了予定時刻も早いので東京オリンピックで最初に金メダルが確定するスポーツと考えられています。
やはりオリンピックといえばメダル争いが気になるものです。
競技もすぐに行われなおかつ開会式の翌日にはすぐにメダリストが決まるとなるとより一層興味も出てきます。
射撃のルール
現在オリンピックで行われている射撃競技はライフル射撃とクレー射撃の2種類でライフルは男子6種目、女子4種目、クレー射撃が男子3種目、女子2種目です。
ライフル射撃にはピストル種目も含まれています。
ライフル射撃は的に向けて射撃をして得点を競うものです。
競技によって的からの距離が違ったり射撃の姿勢が変わったりします。
それに対してクレー射撃はクレート呼ばれる円盤型を撃つ競技です。
命中するごとに得点が獲得でき得点順に勝敗を決めていきます。
射撃の歴史
射撃は火薬が発明されてヨーロッパに伝わったことから始まったものです。
競技としては1463年にドイツの射撃クラブで始まったといわれています。
もともとは狩りを楽しむものだったので射撃の的としてはハトが使われていました。
しかし競技が盛んになるにつれハトが不足するようになり代用品として使われるようになったのがクレーです。
ライフル射撃はオリンピック競技としての歴史も古く第一回大会から実施されてきています。
射撃の魅力
射撃の魅力といえば撃つ前の緊張感と標的に命中した時に感じられる爽快感、迫力です。
射撃をして的の中心に当たった時の爽快感は選手だけでなく観客にも伝わります。
特に決勝では一発ごとに点数が表示されるので緊張感はほかのものとは比べ物になりません。
わずかに的からずれただけでも順位が大きく変わるところも面白い点です。
クレー射撃もクレーが見事に粉砕するときに爽快感が味わえます。
応援をしているときにも選手同様に緊張をしますし手に汗を握ります。
会場で応援した時の迫力は格別です。
日本では射撃は普段なかなか触れる機会のないものです。
現地で応援をした際に感じるスピード感や緊張感、そして的に当たった時の爽快感はほかの競技にはない見どころといえます。