NBAドラフト9位に指名された「八村塁」

八村塁・・日本人選手として初めてアメリカプロバスケでドラフト指名された男

実はスポーツ好きとはいってもバスケットに関してはそれほど詳しくなく、日本にもプロリーグがあって活躍している選手がNBAに挑戦しているらしいとか、もちろん田臥選手などは知っていたけれど、アメリカプロバスケにドラフト制度があることも知らなかったんです。
日本でもバスケットってそんなに大きく報道されることがないと思うけど、八村塁選手がバスケットで、しかもバスケットボール選手なら誰でも憧れるアメリカのプロバスケットボールでドラフト指名されたということは大きく報道されました。

しかも一桁指名ですから、NBAに詳しい人からするとあり得ない!信じられないことだったと思います。
NBAのドラフト指名9位としてウィザーズに入団した彼は、新人でありながらもチームをけん引する存在となり、アメリカプロバスケの中でも注目の選手となったのです。

ワシントン・シティ・ペーパーで特集された八村選手

日本人選手が頑張っていれば日本の新聞でその活躍や奮闘している記事が載ります。
しかし八村選手はNBAの選手としてアメリカで、地元紙に注目され特集を組まれたのです。
八村選手が入団したウィザーズは低迷が続いており、国際的な舞台となる大きなカップ戦などに選手を選出させることができずにいました。

しかし八村選手は新人ながら大きなスポンサーが付き、カップ戦に選手を選出できないチームであっても何ら問題なく、大きな影響力を持っていると書かれています。
八村選手を選んだウィザーズは、国際的なアピールができるとワールドワイドな選手の獲得は成功だろうとしているのです。

才能に頼らず努力を惜しまない八村選手のすごさ

八村選手は元々バスケットをしていたわけではなく、中学に入ってからバスケットを始めた、いわゆる遅咲きの選手といえます。
プロバスケットボール選手の中には小学校でミニバスケ、そこで基礎を学び中学で体力、技術の向上を身につけ、高校で将来に向けてさらなる躍進を遂げるわけです。

しかし彼は中学からバスケットを初めて高校では超高校級と呼ばれる選手になっています。
バスケットを始めたとき、当時の監督さんに世界に出ていける選手になれるといわれたことをずっと心に置き、努力に努力を重ねました。
中学、高校からすでに世界を見据え、英語の先生を捕まえては英語を習っていたといいますから、その姿勢は頭が下がります。

人を信頼し自分を信じ曲がることのない信念を持っていたからこそ、日本人選手としてNBAドラフト指名9位という栄冠を勝ち取ったのだろうと感じます。
八村選手がNBAに行くことが決まってから、バスケット人口がぐっと増えたのでは?と思いませんか?
将来性、スター性をもった八村選手の活躍はこれからも目を離せないのです。