冨永啓生選手の凄さ
冨永啓生選手の凄さは、「日本のステファン・カリー」とも称されている点からも窺うことができます。
ステファン・カリーと言えば、NBA史上最高のシューターとも呼ばれ、NBAにおけるオフェンスのパターンに革命をもたらしたとも言われる名選手です。
そんなバスケットボール史上に残る選手と比較されている時点で、冨永啓生選手がいかに高く評価されているか、そして期待されているかがうかがえます。
冨永選手の凄さの秘密とも言えるのが、3ポイントシュートの精度の高さです。
3ポイントシュートは高い点数を獲得できる一方で、非常に難易度が高く、先述したステファン・カリー選手でも成功率は約42.8パーセントと言われています。
それに対して冨永啓生選手は、かつて4試合の平均ながら47.4パーセントとい驚異的な成功率を出したことがあり、突出した精度の高さが注目を集めているのです。
3ポイントシュートはダンクシュートとはまた違った魅力があり、観客の注目を集めやすく、しかも成功すれば試合の流れを一変させるインパクトも持っています。
そんな3ポイントシュートの優れた能力を持っていることで、日本国内のみならずバスケの本場アメリカでも将来を期待されているのです。
冨永啓生選手の実績とは?
現在アメリカのネブラスカ大学で活躍している冨永選手ですが、2021~2022年シーズンでは30試合に出場、平均5.7得点の実績を残しています。
しかも2021年11月には、1試合に5本の3ポイントシュートを成功させて大きな話題となりました。
さらに2022~2023年シーズンでは5試合連続で20得点以上を記録するなど、さらにパワーアップしている状況です。
じつは2023年の段階で、NBAのドラフトにかかるのではないかと言われていました。
ドラフトにエントリーしていたのがその主な理由ですが、その後、本人が大学に残ってプレイし続けることを選んだためエントリーを取り下げています。
アメリカの大学スボーツは日本では想像できないほど人気が高く、本人も大学で経験と実績を積んでからNBAにチャレンジする意向を持っているようです。
今後のネブラスカ大学での活躍はもちろん、NBAでの活躍にも期待したいところです。
冨永啓生選手の人気は?
バスケットボール人気そのものが日本とアメリカで大きな差があるため、人気・注目度の点でも日本よりもアメリカの方が圧倒的に高いと言われています。
逆に言えば、すでに本場で高い評価と人気を獲得している証拠でもあります。
すでにネブラスカ大学ではなくてはならない存在となっているのはもちろん、バスケットボールファンの間でも「将来のNBAのスター」との位置づけで話題になる機会が多いようです。
冒頭で触れた「日本のステファン・カリー」も、日本ではなくアメリカでよく言われています。
人気・評価ともに高いレベルにある冨永選手が、これからどれだけ飛躍するのか期待大です。