レブロン・ジェームズ選手の凄さ
NBA18年目、すでに37歳と現役のNBA選手としては決して若いとは言えませんが、いまだに衰え知らずなのがレブロン・ジェームズ選手の凄いところです。
通常、30代後半にもなれば肉体的な衰えが少しは見えてくるものでしょう。
ましてや、プロアスリート中のプロアスリートがそろうNBAにおいては、ほんの少しの衰えも即パフォーマンスの低下につながります。
ところが、レブロン・ジェームズ選手はいまだに得点、リバウンド、アシストのいずれも高い成績を維持しているのです。
ただ、レブロン・ジェームズ選手の本当に凄いところは、肉体的なパフォーマンスの高さだけでなく、クレバーな頭脳にあります。
マイアミ・ヒートのダンカン・ロビンソン選手いわく、レブロン・ジェームズ選手はまるでチェスのような戦い方をするとのことです。
彼は試合が始まると、指示を出して選手たちをコマのように動かし、攻撃のために最善と思えるポゼッションを構築してから攻撃を仕掛けます。
実際、レブロン・ジェームズ選手は記憶力も良く、攻守のポゼッションを正確に記憶していることで称賛を受けたこともありました。
単に肉体を管理して高いパフォーマンスを維持するだけでなく(それだけでも十分凄いことですが)、このように頭脳の卓越性があるからこそ、いまだにNBAで大活躍できているのでしょう。
レブロン・ジェームズ選手の実績
レブロン・ジェームズ選手は幼少時こそ恵まれた環境にありませんでしたが、小学校でバスケットボールを始めて以来、中学で早くも頭角を現し、高校では1年目からエースとして活躍していました。
3年生の時にはゲータレードの年間最優秀選手に選出されたほか、スラムマガジンの表紙にもなったほどです。
そのほか、ESPNマガジンやスポーツ・イラストレイテッドの表紙も飾ったように、高校時代から全米に知れ渡る存在でした。
また、高校在学中にすでにナイキと大型契約を結んだことも大きな注目を集めました。
2003年、18歳の時に全体1位でNBAのクリーブランド・キャバリアーズに指名されます。
2018年からはロサンゼルス・レイカーズでプレイしていますが、これまでシーズンMVP、NBAファイナルMVPにそれぞれ4回輝いているほか、NBAオールスターには18年連続、オールNBAチームには17年連続で選出されています。
マイケル・ジョーダンともしばしば比較されるように、史上最高のNBA選手の1人であることは間違いありません。
レブロン・ジェームズ選手の人気
史上最高の選手とも称えられるほどですので、レブロン・ジェームズ選手の人気は絶大です。
現時点で最も人気のある選手と言っても過言ではないでしょう。
30歳台後半で今もってハイレベルの成績を残し続けている選手ですから、人気にならないはずがありません。