長年日本代表を支えてきた長谷部誠選手
長谷部誠選手は静岡県出身のサッカー選手です。
2006年から2018年まで日本代表に選ばれ続けました。
キャプテンとしても3度ワールドカップに出場している実力のある選手です。
端正なルックスやリーダーシップの高さから長く人気を集めている選手でもあります。
あくまでもサッカー選手としての姿だけでなく人間力の高さの面でも常に注目を集めていて多くの人を魅了している選手です。
長谷部選手の精神力
長谷部選手といえば書籍を出版していることでも知られています。
題名は「心を整えるー勝利をたぐり寄せる56の習慣」というもので自分の精神力を最大にしていくためにどのようなことを意識しているかが書かれています。
また彼の習慣としていることがチームにもどのように影響しているかを知ることができる本です。
長谷部選手は2006年に日本でチーム優勝に貢献した翌年にはアジアチャンピオンズリーグを制し、2008年からは海外リーグへの移籍をしています。
とはいえ海外では日本の実績は評価されません。
そのため順調だった選手生活の中でベンチ生活をすることになるのです。
ベンチ生活の中で彼は2つのことに気づきます。
それが組織に足りないものを補うことと監督の言葉にしない意図を読み取ることです。
この気付きによってチームメイトを盛り上げたり引っ張っていくようになったりしてリーダーシップを身に着けていきます。
この経験によるリーダーシップは日本代表のキャプテンとしてチームを良いムードに導くようになったのです。
プレイスタイル
長谷部選手が注目されるのはリーダーシップ力の高さだけではありません。
彼自身の選手としてのポテンシャルの高さももちろんあります。
選手として評価される点はバランスの良さです。
常に周囲に目を配っていてほかの選手への指示を出しながらも自分のプレーをしています。
一度に指示を出すこととプレーをすることは簡単なことではありません。
しかし彼は長年の経験から両立するスキルを身に着けているのです。
さらに90分を通してのゲームマネジメント能力の高さも魅力としてあります。
相手のことをただ狙って攻撃をするのではなく自分たちのチームの強みや弱みを理解し、自らの立場についても理解をしてどのようにゲームメイクをするとチームが有利に働くのかを考えて行動ができるのです。
そのため常に攻めの姿勢をとるのではなくセーブすべきところも理解してゲームを進めていくことができます。
高い精神力と分析力、プレイスタイルから長谷部選手は多くの監督から信頼を得ています。
そして今後もまだまだ現役選手として活躍するとともに後輩たちの育成でも活躍することが期待されているのです。