“霊長類最強女子”な吉田沙保里にはどうあがいても勝てそうもない話

レスリング

感動したオリンピック、金メダルじゃなくても感動の嵐だった吉田沙保里

僕はスポーツが好きなので運動選手もすごく好きです。
正直、どんな選手も見えない所で必死に努力しているし、常に戦っている姿勢が自分を奮い立たせてくれると思っています。

特に感動したい選手といえば、霊長類最強女子と呼ばれてきた吉田沙保里さんです。
オリンピックで4連覇がかかっていましたが、決勝で敗れ銀メダルに終わり号泣していた彼女を見て、なぜが僕も号泣、ただ悔しいとかかわいそうと思うのではなく、銀メダルで泣かなければならない吉田選手のその気持ちに心がぐっと持って行かれたといいっていいでしょう。

オリンピックに出ることがすごい事、またメダル候補になることもものすごい事、まして金メダルを取るという事がまたとんでもない事です。
毎年ある大会ではない、4年に1度の大会だからこそ調整するのが難しいし、そこで勝利することも難しい、プレッシャーと戦いながら必死に上を目指す彼女はどんなに辛く、厳しい歩みを続けてきたのか、涙とくしゃくしゃになって謝る吉田選手に謝らないでいいよって泣きながらテレビ画面にどなっていました。

吉田沙保里選手はまさしく霊長類最強女子です

勿論日本を代表するすごい選手ですが、吉田選手はレスリング界において世界で知らない人がいないくらい偉大な選手です。
オリンピック4連覇こそ、ヘレン・マルーリス選手に阻まれたのですが、彼女はオリンピック3連覇、世界選手権16連覇を含む個人戦では誰も追いつくことのできない206連勝という記録を持っています。
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レスリング界、男女合わせて最多回数16回の最多優勝回数という記録、さらにレスリング世界選手権最多優勝回数となる女子フリースタイル13回、女子レスリング国際大会(個人、団体含む)でも最長連勝記録となる119試合という記録を持っているのです。
これら5種類の世界記録はギネス認定されているものとなっています。

不屈の精神と優しい心の持ち主というところが大好き

諦めずに練習する、自分に厳しく人にやさしい心を持っている、女性らしさもあり、目絵の人への言葉遣いなどを見ても、やはりこの方は人間として素晴らしいと感じます。
あの、オリンピックでみせた涙、母に抱かれて泣きじゃくっていた姿、その素直さや正直さも彼女の魅力です。

吉田選手はとてつもない記録を持っている霊長類最強女子ですが、その精神や心は、競技が違う選手も男性も、きっと見習うべきことなんだろうと思うのです。
吉田選手ラブという男性も結構多いので、きっと幸せな結婚するんだろうななんてぼくは思っています。

吉田沙保里選手の今後はどうなるのか

東京オリンピックに出るのかどうなのか、現在指導者という立場と選手という立場の両方を持っている吉田選手がこの先どんな道を選択するのか、それは本人にしかわからない事です。
しかし、指導者になるにしても選手として継続するにしても、彼女らしい強さ、また彼女のよさを見せてくれると思います。

レスリングはいい選手がどんどん成長していますし、色々な問題も出てきていましたが、選手同士の絆はきっと深いのだろうなと思うのです。
苦しい練習を一緒に乗り越えてきた仲間が一緒に切磋琢磨していく中で、その先の道が見つかるのかななんて勝手に思っています。

彼女が指導者として強い選手を作るということにも期待されますが、僕としてはまだ、吉田選手の世界最強伝説を継続してほしいという気持ちがあるのです。
まだ彼女の強い試合が見たいと思っている人は僕以外にもきっと沢山いると思います。